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HOKUSAI [映画]

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浮世絵師・葛飾北斎の生涯を描いた映画。
自分のスタイルを確立するまでを柳楽優弥、晩年を田中泯が演じ分けており、入れ替わるタイミングで一気に年代が跳ぶので、一人の人間、一つの作品のような気がしなかった。
大変長寿(90歳)だったため、一人の俳優さんで生涯を描くことが難しかったんだろうな。
年代が違うので、当然登場人物も前半と後半で変わり、分かりにくかった。
このため、せっかくいい題材なのに映画全体としては残念だった。
ただ、絵に対する向き合い方は興味深かった。
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死役所 [ドラマ]

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死役所とは、自殺、他殺、病死、事故死、寿命など様々な理由で亡くなった人たちが最初に訪れ、その後の行き先(天国か地獄)を決める手続きをする場所のこと。
ここに到着した人がどのようにして亡くなったのかがほぼ1話完結で描かれていく。
主演は松岡昌宏で死役所の総合案内係、他の職員をでんでん、松本まりか、清原翔などが演じている。
死役所の職員も訳ありで、それもおいおい明らかにされていくが、主要職員の中で最後まで明らかにならない人もいるので、もやもやが残った。
原作のコミックを読めばわかるのかもしれないが、映画だけではわからなかったので、スッキリしない。
それ以外にも、当然明らかにされるべき事が不明なまま終わったので、続編があるのかなと思ったが、いまのところ、その話はなさそう。
人の死には様々な背景があるなと思わせてくれたドラマでした。
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ノッティングヒルの恋人 [映画]

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ハリウッドのスターがロケ先のロンドンにある小さな書店にふらっと入り、店主の男性と出会ってほぼ一目惚れで恋に落ちるというラブストーリー。
スターだけにちょっと自己中だけど可愛い女性をジュリア・ロバーツ、終始彼女に振り回されるバツイチの店主をヒュー・グラントが演じている。

ストーリーはいたってシンプルで、大した起伏もないが、随所に散りばめられた小ネタや店主の周りの一風変わってはいるが心根の優しい人たちがいいアクセントになっている。
また、ロンドンのきれいな市街の景色もこの映画の見どころだと思う。
悪い人がでてこない映画はやっぱりいいな。
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遊星からの物体X [映画]

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南極を舞台に、10万年前に地球に飛来した宇宙生物(=物体)と米国南極観測隊との闘いを描いたSFサスペンスホラーで、1951年の映画『遊星よりの物体X』のリメイク作品。
1982年製作なので、CGではなく特撮だがなかなかの出来栄え。

宇宙生物は接触した他の生物に擬態できることが次第にわかり、観測隊員は自分たちの中にすでに潜んでいるかもしれないと、お互い疑心暗鬼になる。
隊員が次々と殺されていく中、隊員たちの反撃が始まる。

最後まで分からなかったのは、宇宙生物に知性があったのかどうかということ。
映画を観る限り、生存本能に支配されているようにしかみえない。
地球まで宇宙船を操ってきた高度な文明を持った生物はとっくに滅んでいて、寄生していた生物が生き残っていたと解釈しました。

とにかくグロいので、気の弱い人にはお勧めしません。
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地球の静止する日 [映画]

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地球に、あるメッセージを届けにやってきた宇宙人を描いた1951年の米国SF映画。
ただ、宇宙戦争的な要素は全くない。
宇宙人の外見は地球人と相違なく、市井に紛れ込んで地球人を理解しようと行動するので、SFというよりは人間ドラマの趣が強い。

なにしろ70年も前の映画なので、出てくる宇宙船や宇宙人と一緒に来たロボットなど、チープではあるが、その時代の米国の世相が垣間見れて面白い。
また、冷戦時代に製作された映画なので、その時代を意識したメッセージ性が込められているが、昨今の情勢にも十分通ずる内容だと思う。

なお、2008年、キアヌ・リーブス主演で「地球が静止する日」のタイトルでリメイクされているので、いつか観比べてみたい。
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ミッドウェイ(2019年版) [映画]

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真珠湾攻撃から1年、ミッドウェイ海戦を日米の軍人たちを通して描いている。
海戦シーンは迫力があって、一見の価値がある。
この手の映画では、陳腐な日本人や日本の風景が登場することがよくあるが、本作では豊川悦司、浅野忠信、國村隼といったちゃんとした俳優がキャスティングされているので違和感はない。
ただ、この3人以外の日本人は棒読みだったかな。
また、アメリカ=善、アメリカ以外=悪、みたいな構図で描かれる作品が多い中、わりと客観的に描かれている点は好印象。
しかも、単なる戦闘ではなく、情報戦が根底にあるので興味深かった。

日米の闘いの話なのに中国でのシーンが途中あるが、内容的にもあまり重要な感じではなく、援護のつながりも薄かったので必要だったかな。
まあ、中国資本の映画なので忖度したのかも。
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フォルトゥナの瞳 [映画]

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百田尚樹の小説の映画化で、主人公の青年を神木隆之介、その恋人を有村架純が演じている。
死期が近い人が透けて見えてしまう能力(フォルトゥナの瞳)を持ってしまった主人公。
しかし、この能力を使って人の運命を変えてしまうと自分の寿命が削られていくという皮肉な結果が待っていることが次第に明らかになる。
自分を犠牲にしても人を助けるべきか、見て見ぬふりをして生きるべきか、まして自分の愛している人の運命が見えてしまったとき、人はどう生きるのか、運命とどう折り合いをつけるのかが問われている作品だと思う。
まあ、この能力をもったら不幸しかないな。
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兵庫県朝来市 白井大町藤公園 [旅行]

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兵庫県 朝来市 山陰随一の藤棚を誇る「白井大町藤公園」の藤です。
総延長500mの藤棚には、定番の紫をはじめ,白やピンクの藤の花房が1m30cmを超える長さになって咲き誇っていました。
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CUBE 一度入ったら、最後 [映画]

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立方体の部屋“CUBE”に閉じ込められた曰くありげな人たちが、何とか脱出しようとするが、様々なトラップによって命の危険にさらされていく密室スリラー映画で、ハリウッド映画のリメイク版。
オリジナルを観ていないので、何が違うのかわからないが、少なくとも本作では「誰が」、「何の目的で」、「閉じ込められた人はどう選ばれたのか」は明らかにされていない。
このため、観終わった後にスッキリ感はないが、追い詰められた人の心情や行動は中々面白く描かれている。
しかし、恐怖感や焦燥感といったものは感じられなかったので、期待外れだった。


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マトリックス レザレクションズ [映画]

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前3部作の続編。
3部作が完結したのが18年前なので、いろいろと忘れていることが多く、理解できなかったところも多かったので、何しろ頭が混乱するばかりで、しばらくはもう一度見直そうとは思わないかな。

ネオ(キアヌ・リーブス)、トリニティ(キャリー=アン・モス)も年を取ったせいか、アクションより超能力者になったようで、前3部作とは違った趣になっているのは賛否両論ありそう。

途中、富士山や新幹線も登場するが、話には何の関係もなかったので、何のために登場させたのかな。
とにかく、最後まで続編を作った意味が分からないままでした。
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