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ハンサム★スーツ [映画]

容姿に自信がない主人公(塚地武雅)が、着るだけでハンサムに変身できるスーツを手に入れたことでおきるラブコメディー。
ハンサムになった時の主人公を谷原章介、主人公が一目ぼれしてしまう美女を北川景子、 その他、大島美幸、佐田真由美 本上まなみ 佐々木希。
特に、谷原章介の振り切った演技は見物。
谷原章介は"イケメン"ではなく"ハンサム"がぴったりだな。
ストーリーとしては、ハンサムになったことで未来が開けたかに見えた主人公が、結局は外見ではなく中身が大事だということに気づくという、ちょっとありきたりではあるが、気軽に楽しめる作品となっている。
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 [映画]
ブレット・トレイン [映画]

東京を出発した新幹線と思しき高速鉄道の中で、終点の京都(何故?)までの間に乗り合わせた殺し屋たちが死闘を繰り広げる話だが、まあ、なんとも突っ込み所しかない映画。
まず、日本が舞台になっているが、外国人のイメージする日本として描かれているので陳腐この上ない。
ストーリーも様々な考証もあったもんじゃない展開。
でも面白くないわけではなく、そこそこ楽しめた。
主人公のブラッド・ピットは少々コミカルな演技がはまっているし、こんな映画にも拘らず真田広之が真面目に演技しているところもよかった。
双子(?)の殺し屋もいい味出している。
JKみたいな女の子がでてくるところなど、なんとなく、キル・ビルを思い出してしまったのは私だけだろうか。
遊星からの物体X ファーストコンタクト [映画]

1982年公開の「遊星からの物体X」の前日譚を描いた2011年公開の米国SFホラー映画。
宇宙生物は接触した他の生物に擬態できることが次第にわかり、観測隊員は自分たちの中にすでに潜んでいるかもしれないと、お互い疑心暗鬼になる。
隊員が人間に擬態した宇宙生物に次々と殺されていく中、隊員たちの反撃が始まる。
といった点は1982年版と似たような展開なので、リメイク作品かと思えてしまうが、1982年版につながる描写も随所にあるので、比べてみるといいかもしれない。
ただ、既視感が強いのと、本作でも明らかにされない点がいくつか残ったので、もう一つかな。
映像的も30年の隔たりがあるのでCG技術の差は歴然としているが、グロさは1982年版の勝。
ザ・スウォーム [ドラマ]
ガリレオ 沈黙のパレード [映画]

湯川教授(福山雅治)、内海刑事(柴咲コウ)、草彅刑事(北村一輝)が9年ぶりに揃うガリレオシリーズ、最新作。
ということで、かなり期待して視聴したのだが、ちょっと期待外れだった。
まず、冒頭で祭りを楽しむ湯川教授がキャラ変したのかと思うほど明るくて、若干違和感を覚える。
ガリレオシリーズは不可解な未解決事件を湯川教授による科学的検証と推理で解決するのが醍醐味なのに、今回は犯人によって仕組まれた不可解さが薄く、『容疑者xの献身』のように犯人と湯川教授の知恵比べ感は感じられない。
むしろ湯川教授じゃなくても解決できそうなレベル。
ただ、湯川教授と内海刑事の掛け合いは相変わらず観ていて楽しいので、このコンビは外せないなと思った。
ガリレオ 禁断の魔術 [ドラマ]
ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 [映画]

ジュラシック・ワールド3部作の完結編ということで、「ジェラシック・パーク」のメインキャストも登場する。
過去作品やスピルバーグ作品のオマージュも随所に観れるので、それなりに楽しい。
しかし、前作で人間社会に解き放たれた恐竜たちが普通に街中に存在するのは確かに恐怖ではあるけど、スケール感は損なわれているように感じた。
しかも、本作の主役は恐竜ではなくバイオ技術によって巨大化したイナゴとも思えるのが残念。
相変わらず、自分たちが自然界をコントロールできると思っている人間の傲慢さや愚かさが主題のようで、もう少し恐竜が人間社会と対峙するのか共存するのかに焦点を当てて欲しかったなと思います。
まあ、いろんな要素を詰め込み過ぎてとっ散らかった感は否めないが、シリーズの完結編として、あまり考えずに気軽に楽しめる作品です。
ジュラシック・ワールド 炎の王国 [映画]
オリエント急行殺人事件(1974) [映画]

アガサ・クリスティーの同名ミステリー小説を映画化したもので、私立探偵ポアロが偶然乗り合わせた寝台列車オリエント急行内で発生した殺人事件の真犯人を明晰な推理で見つけ出すという内容。
2017年にも映画化されているし、有名な小説なので犯人やトリックは分かっているのだが、ショーン・コネリー、ジャクリーン・ビセット、アンソニー・パーキンス、イングリッド・バーグマンといった名だたる豪華俳優が容疑者を演じているので、それを観るだけで楽しい。
ポワロはアルバート・フィニーが演じているが、終始大声だったり高圧的な態度なのでうんざり。
役者のせいというよりは演出の問題なんだろうが、アガサ・クリスティーは本作を観たときに、「原作のイメージに近い」と言っていたそうだからこれでいいのかも。
後半の謎解きはポワロの一方的な推理の披露で進むので、ミステリーとしてはイマイチだったかな。
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