アバター [映画]
新作の公開を前に復習の意味を込めて視聴。
主人公のサム・ワーシントンはあんまり好きじゃない俳優さんだし、舞台となっている惑星の先住民族もちょっと不気味で気持ち悪い印象だが、それを上回る映像美が凄い。
とても13年も前の作品とは思えないほどで、これを観るだけで楽しい。
この美しい自然を壊そうとするのはまたしても人間で、人間の醜さ、傲慢さを再確認できる作品です。
地球が静止する日 [映画]
1951年アメリカのSF映画、「地球の静止する日」をキアヌ・リーブス主演でリメイクした作品。 地球を救うために複数の地球外生命体を代表して飛来した宇宙人(キアヌ・リーブス)と人間側の生物学者(ジェニファー・コネリー)との交流、人類側の動転振りを描いており、1951年作品と基本的には同じ。 地球を破滅に導いているのは実は人類であり、地球を救うためには人類を滅ぼす必要があるというのが宇宙人側の考えで、生物学者との交流によってこの考えが変化するのかしないのかが焦点の映画。 リメイクは結末が分かっているのでいかにオリジナルを超えてくるかが見所なのだが、ダメな箇所が目立っていた。 一つ目は人類側のトップ的なポジションが米国国防長官ってこと。 普通こんな事態になったら大統領が出てくるはずなのに、姿は全く映らない。 これだけでも人類側の本気度が低いことが分かる。 二つ目は宇宙人側の真意がわからない段階で、さしたる交渉もなく宇宙人側を攻撃してしまうところ。 確かに地球を破滅に導いているのは人類だという証明にはなっている。 三番目はウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミスがキャスティングされているが、ひたすらウザく可愛くない(まあ、そういう設定なのだが)。 ダメなところではないが、全体的に薄っぺらい印象しか残らなかった。