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ガリレオ 沈黙のパレード [映画]

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湯川教授(福山雅治)、内海刑事(柴咲コウ)、草彅刑事(北村一輝)が9年ぶりに揃うガリレオシリーズ、最新作。
ということで、かなり期待して視聴したのだが、ちょっと期待外れだった。
まず、冒頭で祭りを楽しむ湯川教授がキャラ変したのかと思うほど明るくて、若干違和感を覚える。
ガリレオシリーズは不可解な未解決事件を湯川教授による科学的検証と推理で解決するのが醍醐味なのに、今回は犯人によって仕組まれた不可解さが薄く、『容疑者xの献身』のように犯人と湯川教授の知恵比べ感は感じられない。
むしろ湯川教授じゃなくても解決できそうなレベル。
ただ、湯川教授と内海刑事の掛け合いは相変わらず観ていて楽しいので、このコンビは外せないなと思った。
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ガリレオ 禁断の魔術 [ドラマ]

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『沈黙のパレード』で描かれる事件の4年前に起こった事件を描いた『ガリレオ』シリーズのスペシャルドラマ。
今までの湯川准教授は私情に流されず、冷静かつ論理的なキャラクタだったが、本作ではそうではないキャラクタで描かれている。
これを新鮮とみるか、違和感とみるかは意見の分かれるところだろう。
また、女性刑事役として新木優子がキャスティングされているが、吉高由里子とキャラが被っている。
これなら吉高由里子でキャスティングすべきだと思うが、そうでないなら吉高とは異なるキャラ設定が必要だったのではないかな。
そんなことでちょっとモヤモヤ感が残るドラマだった。
新作の『沈黙のパレード』に期待しよう。
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ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 [映画]

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ジュラシック・ワールド3部作の完結編ということで、「ジェラシック・パーク」のメインキャストも登場する。
過去作品やスピルバーグ作品のオマージュも随所に観れるので、それなりに楽しい。
しかし、前作で人間社会に解き放たれた恐竜たちが普通に街中に存在するのは確かに恐怖ではあるけど、スケール感は損なわれているように感じた。
しかも、本作の主役は恐竜ではなくバイオ技術によって巨大化したイナゴとも思えるのが残念。

相変わらず、自分たちが自然界をコントロールできると思っている人間の傲慢さや愚かさが主題のようで、もう少し恐竜が人間社会と対峙するのか共存するのかに焦点を当てて欲しかったなと思います。
まあ、いろんな要素を詰め込み過ぎてとっ散らかった感は否めないが、シリーズの完結編として、あまり考えずに気軽に楽しめる作品です。
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ジュラシック・ワールド 炎の王国 [映画]

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「ジェラシック・パーク」シリーズは一貫して恐竜を含めた大自然vs人類の愚かさが背景にあると思っていたが、本作は人類の愚かさだけが際立っている。
前半の火山噴火から恐竜たちを救おうというところはまだしも、後半に至っては広大な屋敷の中での闘いになるので、スケール感にも乏しい。
大自然から切り離された恐竜なんて観たくなかったな。
スピルバーグが製作総指揮に入っている割にはヒドイなと思いました。
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オリエント急行殺人事件(1974) [映画]

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アガサ・クリスティーの同名ミステリー小説を映画化したもので、私立探偵ポアロが偶然乗り合わせた寝台列車オリエント急行内で発生した殺人事件の真犯人を明晰な推理で見つけ出すという内容。
2017年にも映画化されているし、有名な小説なので犯人やトリックは分かっているのだが、ショーン・コネリー、ジャクリーン・ビセット、アンソニー・パーキンス、イングリッド・バーグマンといった名だたる豪華俳優が容疑者を演じているので、それを観るだけで楽しい。
ポワロはアルバート・フィニーが演じているが、終始大声だったり高圧的な態度なのでうんざり。
役者のせいというよりは演出の問題なんだろうが、アガサ・クリスティーは本作を観たときに、「原作のイメージに近い」と言っていたそうだからこれでいいのかも。
後半の謎解きはポワロの一方的な推理の披露で進むので、ミステリーとしてはイマイチだったかな。
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