100万回 言えばよかった [ドラマ]
「ゴースト ニューヨークの幻」の日本版のようなファンタジー・サスペンス・ラブストーリー。
相馬悠依(井上真央)と鳥野直木(佐藤健)は幼馴染で、大人になって再会し恋人同士となる。
しかし、ある日直木が突然失踪してしまう。
直木は誰かに殺されていて幽霊になっているのだが、悠依には見ることも話すこともできない。
直木の捜索を依頼された刑事の魚住譲(松山ケンイチ)は、実は幽霊の姿を見ることや会話することができるのだった。
直木を殺したのは誰で動機は何なのか。
魚住を介して悠依と直木が会話したり時には喧嘩したりしながら謎を解き、愛を確認し、さらに育むところが面白くもあり泣かせる。
最終話は泣かせにきているのが見え見えで、私的にはなくてもよいかなと思った。
ウツボラ [ドラマ]
話題となった漫画の実写版WOWOWオリジナルのサイコサスペンスドラマ。
ある日、身元不明の女性が自殺する。
所持していた携帯の通話履歴から女性は藤乃朱(前田敦子)であると考えられた。
通話履歴には人気作家・溝呂木舜(北村有起哉)の名前があったが、実は溝呂木は朱の小説「ウツボラ」を盗作していたのだった。
そして、溝呂木の前に、朱の双子の妹と名乗る三木桜 (前田敦子の二役)が現われる。
・身元不明の女性は本当に朱なのか?
・桜の正体は?
・溝呂木の盗作は明るみに出るのか?
と、様々な疑問とともに物語は進むが、登場人物がみんな何かしらの秘密を握っているようで、1回観ただけでは全ての謎は解明できず、2度、3度と観たくなるドラマではある。
前田敦子の一人二役や北村有起哉のちょっと情けない演技が見所。
特に、前田敦子はこういったミステリアスな役はぴったりだな。