ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ ファースト・シーズン [ドラマ]
ジャケットにつられて視聴。
ターミネータ2の5年後から始まるサラ・コナーを主人公にした 全く別の時間軸のストーリー。
映画版とは配役も全く違うし、 話もつながらない。
映画版ではリンダ・ハミルトンがサラ・コナーを演じていて、母というより戦士のイメージが強いが、ドラマ版は レナ・ヘディが強い”母”をうまく演じていている。
ジョン・コナーを守る抵抗軍側のターミネーターは、いかにもマッチョなシュワルツネッガーから女子高生みたいな女の子に替えられており、時代だなと思う。
華奢な体形とかわいい顔してやってることはえげつないので、違った怖さを演出している。
その一方で、スカイネット側のターミネーターから受ける圧倒的な恐怖感はあまり感じられない。
ファースト・シーズンは全9話からなり、前半は映画版同様にスピーディな展開だが、後半になると人間ドラマの要素が強くなり、ちょっとまだるっこしい気もするが、映画版とは別物と思って観るとそれなりに面白い。
リモートで殺される [ドラマ]
緊急事態宣言による自粛期間の最中、リモートでの会話を軸に繰り広げられるリアルタイムミステリー。
企画・原案は秋元康、監督は中田秀夫。
7年前に死んだ女子高生の同級生がリモートで同窓会をしている間に、次々と殺されていく。
誰が犯人なのか?
動機は何なのか?
着想は面白そうだったが、?が多く、観終わってフラストレーションの残るドラマだった。
表のストーリーと犯人側の視点でのストーリーを地上波とHuluで連携して連携している点は新しい試みだが、地上波だけしか観ていない(観れない)人は、絶対に謎が解けないのはいかがなものか。
そもそもリモートで会話している間での連続殺人は被害者がみんな近くに住んでいなければ成立しない。
女子高生の死の原因となった人物が自らの犯行を暴露するような話を勝手にし始めるのも不自然。
そのほか、突っ込みどころ満載のドラマとなっている。
それにしても本田翼は大根だな(ファンの方、ごめんなさい)。
あなたの番です [ドラマ]
交換殺人をテーマにしたTVドラマ。
話題になったドラマなので、黒幕が分かってしまった上で観たが、それでも結構面白かった。
ただ、被害者と関係がなければ疑われることがない、ってだけで殺人をするなんてちょっと飛躍しすぎで現実味が薄いかな。
また、登場人物像が如何にもって感じで描かれているので、ちょっと興醒め。
特に、田中圭はウザすぎて、観ていて少々イラっとする。
後半(反撃編) はなおさらで少々怖い。
まあ、こんなキャラ設定だからしかたないか。
もちろん、本人の演技の問題ではなく、演出の問題です。
それ以外にも、サイコとしか言えない人が何人も住んでるマンション、ないだろと思うが、限られた空間で起きるミステリーとしてはありだな。
反撃編は、みんなの非常識度が高まって、面白いというよりは奇異な感じがした。
とにかく、西野七瀬のギャップ感が見所です。
SPEC サーガ黎明篇「サトリの恋」 [ドラマ]
義母と娘のブルース [ドラマ]
2018年に放映された、綾瀬はるか(義母)主演の連続テレビドラマ。
仕事一筋のキャリアウーマンが娘を持つ男性(竹野内豊)からプロポーズされ、結婚するが、ほどなくして男性は亡くなってしまい、残された義母と娘(上白石萌歌)が寄り添いながら成長していくというハートフルなドラマ。
他の出演者は、佐藤健、宇梶剛士、浅利陽介、村本大輔、浅野和之、井之脇海、奥貫薫、麻生祐未など、多彩なキャスト陣が参加。
義母はスーパーキャリアウーマンという設定だが、完全無欠ではなく、失敗しながら娘との距離感を次第に詰めていく新米義母の役が綾瀬はるかにぴったりだったと思う。
最初、義母のかしこまった話し方に違和感を感じたが、次第に気にならなくなってストーリーに集中できるようになった。
東京タラレバ娘 [ドラマ]
獣になれない私たち [ドラマ]
2018年に放映されたテレビドラマ。
人間的に共感できない人たちが多く登場するドラマなので、1話2話あたりはもう一つ面白いとは思わなかったが、「自分の感情のままに行動する人=獣」と考えると、タイトルと内容がしっくりきて、面白いと思うようになった。
本作ではパワハラ、引き籠り、介護、性差別など、様々な現代社会の問題を背景にしていながら、決して暗くなりすぎず、解決しないまでも何とか乗り越えていこうとする主人公たちの日常が共感を覚える。
そんな主人公たちが入りびたるクラフトビールバー、5tapはオアシスのような存在で、実在すれば是非行ってみたいと思う。
相変わらず、新垣結衣は可愛いな。
新垣結衣のキャラクタは、このドラマの本質によく合っていると思う。
松田龍平は獣の側かと思ったが、案外まともだった。
コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 3rd Season [ドラマ]
2ndシーズンから7年後(?)。
当時のフェローたちもドクターとして成長し活躍しているところに、新しく3人のフェローが入ってきたところからドラマは始まる。
前回までのフェローは、経験不足はありながら、ドクターとしての気概が感じられたが、新しいフェローは皆、頼りなさ過ぎて見るに堪えない。
そのせいか、緊迫感を欠いたシーンが多かったように思う。
また、ストーリが途切れているようなところも何か所かあって、ちょっと残念。
例えば、事故で救急に担ぎ込まれたのに、治療シーンもなく次のシーンで元気に登場したり、トンネルに崩落事故で閉じこまれたはずなのに、次のシーンで外に出ているなど、あれ?って思うところがあって、気になった。
オリジナルの旧フェローたちは立派に成長していて安定感は抜群。
新しいフェローより、こっちをもっとフューチャーしてもよかったのでは。
とはいえ、ここから、どう劇場版につながっていくのか、楽しみ。