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遊星からの物体X ファーストコンタクト [映画]

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1982年公開の「遊星からの物体X」の前日譚を描いた2011年公開の米国SFホラー映画。
宇宙生物は接触した他の生物に擬態できることが次第にわかり、観測隊員は自分たちの中にすでに潜んでいるかもしれないと、お互い疑心暗鬼になる。
隊員が人間に擬態した宇宙生物に次々と殺されていく中、隊員たちの反撃が始まる。
といった点は1982年版と似たような展開なので、リメイク作品かと思えてしまうが、1982年版につながる描写も随所にあるので、比べてみるといいかもしれない。
ただ、既視感が強いのと、本作でも明らかにされない点がいくつか残ったので、もう一つかな。
映像的も30年の隔たりがあるのでCG技術の差は歴然としているが、グロさは1982年版の勝。
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ザ・スウォーム [ドラマ]

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Huluオリジナルの海洋SFサスペンスドラマ。
クジラやシャチが人間を襲ったり、甲殻類による謎の感染症が発生するなど、世界中の海岸部で不可解な現象が次々と起きる。
いったい海の中で何が起きているのか。

全8話のドラマなのだが、3話くらいまでの進み方が遅くて少々イライラする。
しかし、海洋シーンの映像はとても美しく、また、いろんな国でロケをしており、その景色も美しいので、補って余りある。
ただ、後半の7話8話は「アビス」の影響を強く受けているように感じた。
それと、最後はちょっと中途半端な感じがした。

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ガリレオ 沈黙のパレード [映画]

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湯川教授(福山雅治)、内海刑事(柴咲コウ)、草彅刑事(北村一輝)が9年ぶりに揃うガリレオシリーズ、最新作。
ということで、かなり期待して視聴したのだが、ちょっと期待外れだった。
まず、冒頭で祭りを楽しむ湯川教授がキャラ変したのかと思うほど明るくて、若干違和感を覚える。
ガリレオシリーズは不可解な未解決事件を湯川教授による科学的検証と推理で解決するのが醍醐味なのに、今回は犯人によって仕組まれた不可解さが薄く、『容疑者xの献身』のように犯人と湯川教授の知恵比べ感は感じられない。
むしろ湯川教授じゃなくても解決できそうなレベル。
ただ、湯川教授と内海刑事の掛け合いは相変わらず観ていて楽しいので、このコンビは外せないなと思った。
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ガリレオ 禁断の魔術 [ドラマ]

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『沈黙のパレード』で描かれる事件の4年前に起こった事件を描いた『ガリレオ』シリーズのスペシャルドラマ。
今までの湯川准教授は私情に流されず、冷静かつ論理的なキャラクタだったが、本作ではそうではないキャラクタで描かれている。
これを新鮮とみるか、違和感とみるかは意見の分かれるところだろう。
また、女性刑事役として新木優子がキャスティングされているが、吉高由里子とキャラが被っている。
これなら吉高由里子でキャスティングすべきだと思うが、そうでないなら吉高とは異なるキャラ設定が必要だったのではないかな。
そんなことでちょっとモヤモヤ感が残るドラマだった。
新作の『沈黙のパレード』に期待しよう。
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ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 [映画]

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ジュラシック・ワールド3部作の完結編ということで、「ジェラシック・パーク」のメインキャストも登場する。
過去作品やスピルバーグ作品のオマージュも随所に観れるので、それなりに楽しい。
しかし、前作で人間社会に解き放たれた恐竜たちが普通に街中に存在するのは確かに恐怖ではあるけど、スケール感は損なわれているように感じた。
しかも、本作の主役は恐竜ではなくバイオ技術によって巨大化したイナゴとも思えるのが残念。

相変わらず、自分たちが自然界をコントロールできると思っている人間の傲慢さや愚かさが主題のようで、もう少し恐竜が人間社会と対峙するのか共存するのかに焦点を当てて欲しかったなと思います。
まあ、いろんな要素を詰め込み過ぎてとっ散らかった感は否めないが、シリーズの完結編として、あまり考えずに気軽に楽しめる作品です。
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ジュラシック・ワールド 炎の王国 [映画]

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「ジェラシック・パーク」シリーズは一貫して恐竜を含めた大自然vs人類の愚かさが背景にあると思っていたが、本作は人類の愚かさだけが際立っている。
前半の火山噴火から恐竜たちを救おうというところはまだしも、後半に至っては広大な屋敷の中での闘いになるので、スケール感にも乏しい。
大自然から切り離された恐竜なんて観たくなかったな。
スピルバーグが製作総指揮に入っている割にはヒドイなと思いました。
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オリエント急行殺人事件(1974) [映画]

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アガサ・クリスティーの同名ミステリー小説を映画化したもので、私立探偵ポアロが偶然乗り合わせた寝台列車オリエント急行内で発生した殺人事件の真犯人を明晰な推理で見つけ出すという内容。
2017年にも映画化されているし、有名な小説なので犯人やトリックは分かっているのだが、ショーン・コネリー、ジャクリーン・ビセット、アンソニー・パーキンス、イングリッド・バーグマンといった名だたる豪華俳優が容疑者を演じているので、それを観るだけで楽しい。
ポワロはアルバート・フィニーが演じているが、終始大声だったり高圧的な態度なのでうんざり。
役者のせいというよりは演出の問題なんだろうが、アガサ・クリスティーは本作を観たときに、「原作のイメージに近い」と言っていたそうだからこれでいいのかも。
後半の謎解きはポワロの一方的な推理の披露で進むので、ミステリーとしてはイマイチだったかな。
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ファーストラヴ [映画]

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父親を殺害した容疑で逮捕された女子大生(芳根京子)と事件を取材する公認心理師(北川景子)、弁護士(中村倫也)によるサスペンス。
事件の背景には女子大生の親子関係が大きく関わっているが、心理士の親子関係、心理士夫婦と弁護士の関係も複雑に絡み合う。
前半は結構ドロドロとした内容で展開するが、後半は法廷での緊迫した展開を中心に進む。
とにかく救いのない映画で少々疲れました。
唯一、オアシス的な役割を心理師の夫を窪塚洋介が抑えた演技で好演しています。
そして、ラストの女子大生の吹っ切れたような、スッキリとしたような顔が印象的でした。
それなりによい作品だと思いますが、映画にエンターテイメントを望む人は観ないほうがいいと思います。
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パラレルワールド・ラブストーリー [映画]

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東野圭吾原作小説の映画化。
主人公(玉森裕太)は2つの記憶のはざまで翻弄される。
一つは彼女(吉岡里帆)とのそこそこ幸せそうな記憶。
もう一つは彼女が親友の恋人だという記憶。
どちらの記憶が正しいのか、、、そしてだんだん明らかになる真相。
と、東野ワールドそのままの映画になりそうなのだが、実際は終始画面が暗く、後半の肝心なところが割とあっさり作られているので、面白さ半減。
観終ったあとに何も残らなかった。
特にラストは原作にないのに映画ならではの演出をしたかったのだろうが、無くてもよかったな。

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オクト- ~感情捜査官 心野朱梨~ [ドラマ]

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感情が “色”で見える特殊な能力を持った刑事がその能力で容疑者と対峙し、事件の真相に迫るという刑事ドラマ。
基本的に一話完結なのだが、各事件と並行して主人公の刑事が巻き込まれた15年前の事件の真相も全話を通じて次第に明らかになる。
感情が “色”で見えるという着想は面白いのだが、そこから真相にたどり着くプロセスはちょっと消化不良で残念。
ラストもこれでいいのかという感じでした。

真相にたどり着く際の儀式(?)はSPECの焼き直しだな。
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