プレデター2 [映画]
前作は襲ってくるものが何かわからないという得体の知れない恐ろしさがあったが、本作は人間とプレデターの闘いを描いている。
主戦場がジャングルから都市（ロスアンゼルス）に移されたことや、人間側がスーパーヒーローではなく普通（ただし、人一倍タフでしつこい！）の警官という点がポイントか。
プレデターも習性が描かれているのでわかりやすいが、やはり未知の生物は得体のしれないままのほうが恐怖感が増すと思う。
また、都市よりジャングルのほうがわかりやすい。
特に地下鉄の中での闘いは、映像が暗すぎてよくわからなかった。
まあ、前作にはいろんな意味で及ばないが、プレデター好きの人には十分楽しめる作品です。
獣になれない私たち [ドラマ]
2018年に放映されたテレビドラマ。
人間的に共感できない人たちが多く登場するドラマなので、１話２話あたりはもう一つ面白いとは思わなかったが、「自分の感情のままに行動する人＝獣」と考えると、タイトルと内容がしっくりきて、面白いと思うようになった。
本作ではパワハラ、引き籠り、介護、性差別など、様々な現代社会の問題を背景にしていながら、決して暗くなりすぎず、解決しないまでも何とか乗り越えていこうとする主人公たちの日常が共感を覚える。
そんな主人公たちが入りびたるクラフトビールバー、5tapはオアシスのような存在で、実在すれば是非行ってみたいと思う。
相変わらず、新垣結衣は可愛いな。
新垣結衣のキャラクタは、このドラマの本質によく合っていると思う。
松田龍平は獣の側かと思ったが、案外まともだった。
メン･イン･ブラック インターナショナル [映画]
MIBと言えば、トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスのコンビがインパクト強すぎて、本作の主人公コンビはちょっと弱い気がする。
エイリアンも含めて、全体的にこじんまりとした作品になってしまったように思う。
ただ、おなじみのエージェントや懐かしいエイリアンも登場し、それなりに面白い。
個人的には、MIB専用車の各所に隠された武器を取り出すところが一番面白かった。
今回はロンドン支局に舞台を移したスピンオフ作品で、フランスやモロッコにも行動範囲が広がり、タイトル通りインターナショナルな舞台設定となっているが、あまり面白さに貢献しているようには感じられないかな。
まあ、前シリーズを観ていなくてもそれなりに楽しめる作品です。
