ゴジラvsコング

日本と米国で生み出されたモンスター同士がバトルする怪獣映画。
ゴジラ作品は社会的な批判や警告を背景にした作品が多いが、本作からはそれはあまり感じられない。
もちろんそれらしい理由付けはなされているが、希薄すぎて頭に残らなかった。

生まれた背景や環境も全く違う怪獣が戦うと、どちらが強いか、という興味はあるが、冷静に考えれば、ただ大きくて力が強いだけのコングは旬殺されるだろうなと思う。
同じような構図は「バットマンvsスーパーマン」でも観れるが、こちらは生身のバットマンが知恵を使って互角の戦いに持ち込んでいて、それなりのリアル感を出しているが、本作はそれが感じられない。
唯一、コングが道具を使うところがそうなのかな。

それにしても、日本版とハリウッド版では、同じ「ゴジラ」でも似て非なるものだなと、思う。

ちなみに、小栗旬のハリウッド初進出作品でもある。

タグ：小栗旬 ブライアン・タイリー・ヘンリー レベッカ・ホール ミリー・ボビー・ブラウン アレクサンダー・スカルスガルド アダム・ウィンガード ゴジラvsコング