16ブロック [映画]
ブルース・ウィリスは事件に巻き込まれる役が多いな。
ベテランの刑事が証人を裁判所まで16ブロック護送するだけの簡単な仕事が、一転、命がけの逃亡劇に変わる、という、まあよくあるパターン。
刑事(ブルース・ウィリス)が人生に絶望している一方、証人(=犯罪者、モス・デフ)は妙に未来に夢を描いている、この対比が面白い。
また、証人と接するうちに、刑事の中にある変化が生まれてくるところをうまく描いている。
ただ、個人的な感想だが、モス・デフの話し方は癇に障る。
それはさておき、この映画の見所は、ラストにあると思う。
ちょっと感動的ですらある。
観終ったあと、「なんかいいものを観たな」と思わせてくれる映画でした。
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