トランスフォーマー/ビースト覚醒 [映画]
トランスフォーマーの7作目だけど、時代背景は1作目より前の1994年で、トランスフォーマーたちが地球に来て間もないころという設定。
動物の姿をしたビースト戦士が新たに登場するが、過去6作には登場していないので、過去作とは違う時間軸のシリーズになっていると思われる。
ひょっとすると、次作はビースト戦士がメインになるのかな。
主人公以外の人間とのかかわり方も過去作とは異なっていて、過去作では困ったときはトランスフォーマーを頼るくせに、事態が落ち着くととたんに邪魔者扱いするという理不尽な扱いを受けていたが、本作ではあまりかかわりがない。
ストーリーとしては結構都合よく進んでいるが、いたって単純で、わかりやすく楽しめる作品です。
GODZILLA (1998年版) [映画]
2010年 [映画]
2001年 宇宙の旅 [映画]
スタンリー・キューブリック監督によるSF史上最高傑作にして最難解と評され、以降のSF映画に多大な影響を与えた伝説的映画。
1968年公開作品だけあって、CGなどはまだなく、すべて特撮で撮られているが、今見ても古臭さやチープさは全く感じない。
この映画の素晴らしさは、映像的にも設定的にも50年以上前の作品と思わせないところだと思う。
ただ、最難解と云われるだけあって、1回や2回観ただけではなかなか理解できない。
実際、多くの解説や評論が雑誌やネットに溢れているが、後のキューブリック本人へのインタビューによって否定されている解釈もかなりある。
正しく理解したい人は、映画評論家、町山智浩氏のYouTube動画や原作者による小説本を参考にするとよいと思いますが、まずは自分なりに解釈を繰り返して、動画や本を確認し答え合わせをするのがお薦めです。
パッセンジャー [映画]
片道120年かけて移住先の惑星に向かう宇宙船内で事故が発生し、冬眠状態だった乗客の男性一人が予定より90年も早く目覚めてしまう。
前半は登場人物はこの男性と船内のバーで稼働するアンドロイドのバーテンダーだけで極限状態に置かれた人の心理描写や行動を中心に描かれ、中盤は同様に予定より早く目覚めた女性との恋愛模様、後半からは事故の影響で目覚めた船長も加わり、事故原因の究明と生き残りをかけた戦いが描かれている。
このように登場人物が4人だけというコンパクトな設定だが、チープな感覚は全くない。
むしろ、映像的にはかなり見どころのある作品となっている。
中盤から後半への展開について、いろいろと突っ込みたいところはあるが、興味深く考えさせられる作品でもある。