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ロボコップ(2014年版) [映画]

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1987年から3作製作された映画のリブート版。
その間、27年が経っているだけあって、かなり洗練されたデザインと動きになっていて、一瞬バットマンかと思った。
本作ではロボコップとして再生された警官とその家族や、ロボコップ生みの親の科学者の心情も描かれていて、好感が持てる。
オリジナル版のようなグロさも全くなく、かなり観やすい映画となっている。
オリジナル版が好きな人にはちょっと物足りないかも。

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TENET [映画]

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時間を逆行する仕組みを使って、人類滅亡の危機を阻止しようとする男の活躍を描いたSF作品。
監督はクリストファー・ノーラン。
時間軸が行ったり来たりするので、理解するのに複数回の視聴が必要と思われるが、無理に理解しなくても十分楽しめる。
ただ、時間を逆行することと人類の滅亡がどうつながるのかの理由付けがよくわからなかったので、そこはもう一度視聴してみようかなと思う。
時間の逆行を映像的にどう表現するかも興味があったが、割と単純な逆再生で表しているのも面白い。
随所に仕組まれた映像が伏線となっていて、見事に回収されている点も見逃せない。
あと、『トワイライト』で主役のバンパイアを演じたロバート・パティンソンもなかなかいい役者になっていたので、近く公開される『THE BATMAN』も楽しみ。
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レッド・スパロー [映画]

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ロシアとアメリカのスパイ同士の駆け引きや情報戦を描いたサスペンス映画。
主演はジェニファー・ローレンスで、怪我で踊れなくなったバレリーナがスパイへの道を余儀なくされるロシア側のスパイを演じている。
アクションシーンはほとんどなく、主にハニートラップを駆使した工作が描かれている。
ただ、事の進み方が結構ご都合主義的に安直なのが残念。
とはいえ、主人公が寝返るのかどうか、それは本心なのか策略なのか、最後まで予測不能で楽しめる。

ジェニファー・ローレンスの大胆な演技と美しさが見どころの作品ですが、拷問シーンなど過激な描写もあるので、気の弱い方はご注意ください。


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ローレライ [映画]

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第二次世界大戦末期、同盟国ドイツが開発した敵の位置や形を正確に把握できる特殊兵器、「ローレライ」を搭載した潜水艦を舞台としたSF映画で、東京に3番目の原爆を投下させようとする反乱軍と投下を阻止しようとする軍人との闘いが軸になっている。
潜水艦と米国駆逐艦との戦闘シーンも見どころの一つ。

「ローレライ」は一人の少女の潜在能力を最大限にまで活かした音響探査装置で、この少女役を香椎由宇が演じているが、とにかく浮きまくっている。
例えば、着ているコスチュームや髪型はエバンゲリオンかと見まがうばかりで時代とマッチしていないし、劇中で歌う歌声もあきらかに吹替えで、会話の声と違和感ありまくり。
役所広司、柳葉敏郎、石黒賢、國村隼、橋爪功など、いい役者を揃えているのに残念。
随所にリアリティを欠いている点も残念なポイントの一つ。

福井晴敏の「終戦のローレライ」を原作としているが、監督は樋口真嗣、製作スタッフに押井守、庵野秀明の名前があることから、実写版SFアニメと思ったほうがいいかもしれない。
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花束みたいな恋をした [映画]

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他者とは異なる感性を持つ2人の大学生が、終電を逃したことをきっかけに偶然出会い、お互いの共通点が数多くあることに驚き、一気に恋に落ち、同棲することとなる
しかし、楽しかった学生時代も当然のように終わり、2人は就職活動をはじめ、次第に現実の中に取り込まれていく中で、お互いの違いと変節を認識し始める
この、出会ってから別れるまでの5年間、数多くの共通点があった2人の共通点が徐々に失われ、男が現実に埋もれ、女が夢(当初の願い)に生きていくことになる5年間を丁寧に描いた秀逸のラブストーリー

タイトルの「花束」は、最初はきれいだが、いずれ枯れていくことを表しているのかな
ただ、この2人は憎しみ合って別れるのではなく、笑って別れるところに救われる
最後の有村架純が流した涙が美しい
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