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スター・トレック ミスタースポックを探せ! [映画]

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タイトルから想像できる通り、前作で自己犠牲の上に殉職したスポックが生き返る話。
それにはジェネシス計画が深く関わっている。
だからこそ、前作でジェネシス計画について、もう少し リアリティを感じられる設定が欲しかったが、本作でもその説明はない。
ストーリー的にもかなり強引(ご都合主義)な印象を受ける。
本作ではエンタープライズやその基地の造形はすばらしいのに、スポックの母星である ヴァルカン星での儀式めいたシーンはTVドラマレベルで、映画としてのスケール感は感じられなかった。
スポックは生き返ったけど、失ったものも大きいという結末でした。
ちなみに、スポック役の レナード・ニモイの初監督作品。
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スター・トレック カーンの逆襲 [映画]

スター・トレック 2 カーンの逆襲.jpg

劇場版の2作目。
カーンとはTVシリーズでエンタープライズを乗っ取ろうとして失敗し、カーク船長に追放された人物。
本作ではタイトル通り、カーンによるカークへの復讐が描かれている。
ストーリ上のもう一つの柱として、不毛の星に新しい生命を誕生させるというジェネシス計画が登場するが、作品内では科学的な説明がほとんどない。
その割に、重要な役割を担っているので、もう少し描写があってもよかったなと思う。

本作では宇宙戦艦同士のバトルも復活し、緊迫感のある画面となっている。
一方、カークが年寄り扱いされていたり、スポックの後任と思われる惑星連邦の訓練生が乗船しているなど、世代交代を狙っているのかな。

クリス・パイン主役のシリーズ2作目、「イントゥ・ダークネス」でリメイクされているが、こちらと対比して観るのも面白い。
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スター・トレック(1979年版) [映画]

スター・トレック.jpg

TVドラマを受けて製作された劇場版1作目。
正体不明の巨大な物体が地球に迫ってくる。
それを迎え撃つためにエンタープライズが派遣されるところから話は始まる。
最近90歳で実際に宇宙旅行を体験したウィリアム・シャトナーが主演。
TVドラマの主要メンバーはほとんど参加しているので、ドラマ版からのファンには嬉しい。
その一方で、この後に作られたシリーズに比べ、戦闘シーンやアクションシーンはなく、若干物足りない気もするが、SFらしい作りになっている。
結末はちょっとこじつけっぽいのでどうかと思うが、やはりSF映画の代表作として、今観ても色褪せることなく、十分楽しめる作品だと思う。
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日本沈没(1973年版) [映画]

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小松左京原作のSF小説を1973年に映画化、2006年にリメイクされている。
現在、小栗旬を主役にドラマ化されているので、懐かしくなって久しぶりに1973年版の映画を視聴。
50年近く前の映画だが、日本が沈没するという未曽有の災害に遭遇し、日本民族の生き残りに奮闘する政治家や科学者たちをリアルに緊迫感をもって描いている。
様々な理由で国を失った民族はあったが、このような自然災害で国(国土)を失った例はない(たぶん…)。
しかし、この後に起きた阪神・淡路大震災や東日本大震災、今後予想される東南海、南海地震のことを考えると、あながち絵空事とは思えない。
こんな時代だからこそ、本作は一見の価値のある作品だと思う。
すでに物故された名優さんが観れるのも楽しみの一つ。

この骨太の超大作を、現代に時代背景を換えてリメイクされているTVドラマが、この先、本作のような緊迫感、リアリティのあるものになるか、楽しみではある。
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マスカレード・ナイト [映画]

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マスカレード・ホテルの続編で、刑事:木村拓哉とホテルマン:長澤まさみのバディが売りのミステリー。
今回は、ホテルで開かれるカウントダウンパーティに殺人犯が現れるという密告が警察に届けられ、再び、木村拓哉らがホテルマンに紛れて潜入捜査を開始する。
前作同様、豪華なキャスト達がお客様としてホテルに宿泊する。
もちろんこの中に殺人犯がいるのだが、今回はパーティ参加者全員、仮面をつけて仮装することになっているので顔がわからず、殺人犯の特定が困難になっている。
物理的な「仮面」に対比して、内面的な「仮面」も本作のポイントになっている。

前作は刑事としての立場とホテルマンとしての立場が交錯し、ミステリー以外にもある種の緊張感を醸し出していたが、本作はミステリーとしての要素が強い。
しかし、前半に散りばめられた伏線は、きれいに回収されてはいるが、木村拓哉扮する刑事が真犯人特定に辿り着くところがあっさりしすぎていて唐突感が否めない。
肝心の動機もいきなり明かされた感があるし、いくつか不自然な点もみられたので、1作目のほうがしっかりと作られている気がする。

とはいえ、豪華キャストのうち、誰が犯人か考えながら、エンターテインメント映画としてお楽しみください。

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