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ミッドウェイ(1976年版) [映画]

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第二次大戦下、太平洋のミッドウェイ島で実際にあった日米の海戦をテーマにした映画。
チャールトン・ヘストン、ヘンリー・フォンダ、ロバート・ミッチャム、ジェームズ・コバーン、ロバート・ワグナー、クリストファー・ジョージ、トム・セレック、三船敏郎といった豪華キャストで撮られているが、1976年製作ということを割り引いても、結構退屈な作品だった。
米軍、日本軍の両方を割と公平に扱っているところは好感が持てるが、日本軍側が全員全編英語で話しているところは最後まで違和感が消えなかった。
米兵と日系米国人との恋愛もアクセント(?)として挿入されているが、なくても何ら影響がないレベルのエピソードだったかな。
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アルキメデスの大戦 [映画]

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第二次大戦直前、戦艦大和建造を巡る軍部と造船会社との癒着、軍部内での権力闘争をめぐり、数学の力をもって軍部の不正を暴くというコミックの実写化。
主人公の天才数学者を菅田将暉、バディ役の海軍少尉を柄本佑、ほか、舘ひろし、國村隼、橋爪功、小日向文世、浜辺美波、田中泯、笑福亭鶴瓶、角替和枝などがキャスティングされている。

「これは、数学で戦争を止めようとした男の物語。」というコピーが謳われているが、これには疑問が残る。
大和が建造されなければ戦争は回避できるという論法にはならないわけで、そもそも建造費の見積に疑惑があり、それを数学で暴いたという話。
天才数学者の見つけ出した数式が最も重要な意味を持つのだが、計算のもとになる測量方法が結構杜撰で、メジャーを広げて手当たり次第に測っていくだけ。
これでは誤差が出すぎて、どんな正確な数式を編み出しても結果はだめだろうと思った。
とはいえ、映画としては面白く、作ることを前提に積算するという今にも通じる嘘くささが感じられ、2時間を超える作品だけど、一気に観ました。
特に、冒頭の大和の戦闘シーンは「男たちの大和」を彷彿させるが、血なまぐささ(=戦争の悲惨さ)はなく、ちょっとあっさりしすぎかなと思うが、ある意味、この映画のハイライトかもしれない。
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義母と娘のブルース [ドラマ]

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2018年に放映された、綾瀬はるか(義母)主演の連続テレビドラマ。
仕事一筋のキャリアウーマンが娘を持つ男性(竹野内豊)からプロポーズされ、結婚するが、ほどなくして男性は亡くなってしまい、残された義母と娘(上白石萌歌)が寄り添いながら成長していくというハートフルなドラマ。
他の出演者は、佐藤健、宇梶剛士、浅利陽介、村本大輔、浅野和之、井之脇海、奥貫薫、麻生祐未など、多彩なキャスト陣が参加。

義母はスーパーキャリアウーマンという設定だが、完全無欠ではなく、失敗しながら娘との距離感を次第に詰めていく新米義母の役が綾瀬はるかにぴったりだったと思う。
最初、義母のかしこまった話し方に違和感を感じたが、次第に気にならなくなってストーリーに集中できるようになった。
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新幹線大爆破 [映画]

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1975年製作のパニックムービー。
新幹線に爆弾を仕掛けて大金を脅し取ろうとする犯人グループの主犯を高倉健、新幹線指令室の責任者を宇津井健、その他、山本圭、千葉真一、竜雷太、小林稔侍、志村喬、丹波哲郎、北大路欣也、多岐川裕美、藤田弓子、田中邦衛、岩城滉一など、錚々たるキャストが参加している。
犯人グループが犯行に至った経緯は丁寧に描かれていて、リアリティに貢献している。
国鉄(現JR)は当然、乗客の生命重視で動こうとする一方、警察は犯人逮捕重視で動くが、失態続きで乗客をパニックに陥れてしまう。
ただ、パニック度はほどほどかな。
とはいえ、45年も前の映画なのに、今、観返してもハラハラドキドキは十分楽しめる作品です。

ちなみに、新幹線を爆破するなんてとんでもない、ということで国鉄の協力は得られなかったそうです。
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名探偵コナン 紺青の拳 [映画]

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キッドが主役で、京極真と鈴木園子を軸に、コナンは脇役的な扱いとなっている。
シンガポールが舞台なので、どうやってコナンを国外に出すかが重要だと思うが、空港の荷物検査のX線を通さないスーツケースで運ぶってありえないでしょ。
そのほか、ご多分に漏れず、ありえない設定が満載で、もはやこれは確信犯なのかなと思ってしまう。
どうせ子供向けだから、細かいことはいいでしょ、ってことなのか、それにしては大人でないとわからないような伏線の張り方など、どっちつかずはそろそろ限界なのでは?
キッドとコナンが協力するっていうのも、ここまで露骨にやられると興ざめでしかない。
まあ、面白ければいいか、となるが、本作はコナンの推理も活躍もほどほどなので、面白さもほどほどか。
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