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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー [映画]

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エピソード4(本編)に続くサイドストーリーで、帝国軍最強の兵器、デス・スターの設計図を反乱軍が入手するまでを描いている。
ローグ・ワンとは「ならず者」という意味だが、本編の主人公たちは登場せず、ローグ・ワンのメンバーの活躍を描いている。
本作を観た後、続けて本編を観たのだが、両作品間には40年も隔たりがあるにもかかわらず世界観のズレがなく、かつ、本作単体で見ても全く古臭くないということに驚かされた。
だいたいサイドストーリー(スピンオフ)は無くてもすむものが多いのだが、デス・スターがなぜ本編で簡単に破壊できたのか、という謎を解いているという意味で、エピソード3.5とでもして位置づけるべき作品に仕上がっている。
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永遠の0 [映画]

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原作からは、主人公はもっと背が高く、ひょろっとして神経質そうな印象をもっていたが、本作では主人公を岡田准一が演じており、イメージが違うような気がした、
だが、教官として生徒を特攻に送り出し続けるうちに精神を病んでしまうなシーンがあり、鬼気迫る演技は一見に値する。
その後、自分も特攻に行くことになった後は、重圧から解き放たれたかのようにむしろ清々しい表情に変わっていたのが印象的。

原作も含めて、本作は戦争や特攻を美化しているという論争もあったが、自らの命と引き換えに行う特攻を命ずる上官や軍部のことを考えると、むしろ戦争の狂気たるところを描いているのかなと思った。
そして、特攻で散った主人公たちとその子孫を交互に描くことで、彼らの犠牲の上に現在があることを再認識させようという意図があるように感じた。
そのことを「美化」していると言っているなら、ちょっと原作者はかわいそうかな、と思う。
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劇場霊 [映画]

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劇場に持ち込まれた人形に取り憑いた霊をめぐり、劇団員間に広がる恐怖を描くホラー映画。
だけど、恐怖感は薄い。
人形の動きがまるでコメディだし、小市慢太郎が昔ながらのステレオタイプのプロデューサ然としたベタな演出をされているので笑ってしまう。
怖がらせようとする意図丸出しのBGMも、次のシーンで何かが起きそうと知れてしまうので逆効果。
「ぜんぶ、ちょうだい。」もギャグにしか感じられなかった。
そもそも、劇場に憑いた霊じゃなく、人形に憑いた霊なのだから、タイトルも人形霊のほうが相応しい?
霊として現世にとどまっている理由も、単なる事故死なので説得力に欠ける。
全体的なつくりもチープ感が否めず、ホラーとしてではなく、サスペンス・コメディとしてお楽しみください。
ただ、島崎遥香の一瞬で変わる目の表情はホラー向きかも。
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト [映画]

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撮影中にトム・クルーズが骨折したことで話題になった作品。
本シリーズは、最初のころは緻密な計画と大胆な行動が見どころだったが、だんだん計画に緻密さが薄れ、本作に至っては行き当たりばったり感が否めない。
だからと言って面白くないわけではなく、むしろ緊張感と意外性、そして臨機応変な対応がスリルを倍加させていると思う。
ちょっと、イーサン・ハントがスーパーマンすぎるかな。
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逃亡者 [映画]

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56年前のTVドラマのリメイク映画で、妻を殺した容疑をかけられ、護送中に逃亡した医者をハリソン・フォードが、追手の連邦保安官をトミー・リー・ジョーンズが演じている。
ハリソン・フォードはスターウォーズが代表作だが、本作やインディジョーンズなど、本当にいい役者だなと思う。
トミー・リー・ジョーンズはボルケーノ、MIBなど、毅然とした役がよく似合う。
本作では追手を演じているが、この人に追われたら逃げようがないなと思わせる迫力はこの人ならでは。
だからこそ、主人公が追手をかいくぐり、真犯人に辿り着くまでのプロセスが光る。

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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション [映画]

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とにかくアクションが凄い。
特にカーチェイス、バイクによる追跡シーンは一瞬も目を逸らすことができない。
これらのアクションを、基本、ノースタントでやっていることも驚きだ。
このシリーズ、いつまで続くかは、トム・クルーズの体力次第なのかな。
これだけアクションが凄いと、ストーリーはおざなりになってしまうことも少なくないが、本シリーズはストーリーもしっかりしているので毎回、ダレルことなく楽しませてくれる。
随所に出てくるギミック類も、こんなものいるか?という疑問も含めて魅せてくれる。
イーサン・ハントが属するIMFが巨大組織というわけではなく、むしろ周りから疎まれているようなのも応援したくなる要因かも。
ただ、ハントが立てる計画は結構行き当たりばったりで、運任せみたいな所があるのはご愛敬か。
今回も、サイモン・ペッグがいい味出していて、緊張と緩和のよいハーモニーを生み出しているのも見逃せない。
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