さよなら歌舞伎町 [映画]
歌舞伎町のラブホテルを舞台に、それぞれ訳ありの5つカップルのエピソードを描いた群像劇。
と言うことだが、各エピソードに関連性はないので、オムニバス作品と言った方が相応しい。
本作には普通のカップルは登場しないが、それなりにありそうな設定なので、違和感はない。
染谷将太は、こういった情けない役柄はフィットする。
前田敦子は2番目にクレジットされているが、R15+指定の割に何もなさすぎ。
「毒島ゆり子のせきらら日記」では頑張ってたのに、ちょっと肩透かしされた感じかな。
南果歩は脇役だが、いい味出している。
残念だったのは、椅子に縛り付けた人に向かって、ゴルフボールを打つシーン。
まともに当たれば死んじゃうでしょ。
でも、そのあと、大した怪我もなく、リンチした奴らからも解放され、どうなってるのって感じ。
ここだけリアリティなさ過ぎて浮いている。
5つのカップルのその後が気になる終わり方でした。