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嘘を愛する女 [映画]

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由加利(長澤まさみ)の恋人(高橋一生)が突然くも膜下出血で倒れる。
警察が所持品を調べたところ、名前や身分証明書など、すべてが偽造であることが分かる。
恋人の意識が戻らないまま、恋人の素性を探る由加利の旅が始まる。
どうもどこかで観たような話だなと思ったら、長澤まさみがヒロインを演じた「散歩する侵略者」では、夫が行方不明から戻ると宇宙人になっていたというちょっと似たような設定。
また、篠原涼子が主演したTVドラマ「民衆の敵」では高橋一生は裏の顔を持つ市会議員を演じてた。
高橋一生は、表の顔と裏の顔がある役がよく合う。
ということで既視感を覚えたが、だからと言って面白くないわけではなく、恋人の嘘は由加利を騙すものではなかったことを丁寧に描いている。
ただ、残念なところも目立つ。
  • 冒頭、東日本大震災当日の東京都内が描かれているが緊迫感なさすぎ。
  • DAIGOの演技はともかく、オタクを意識したような風貌はやりすぎでしょ。
  • 川栄李奈の役どころが分からん。ゴスロリファッションも行動も意味不明。そもそもこの役、いる?

などなど、結構突っ込みどころは多いが、あまり気にせず、気楽に楽しめる作品でした。
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