図書館戦争 THE LAST MISSION [映画]
本を読む自由を奪われた近未来の日本を舞台とした、有川浩の人気小説の映画化第2弾。
公序良俗を乱す表現への政府による検閲と弾圧を推し進める「メディア良化委員会」と、図書館が創設した防衛組織「図書隊」との戦いを描いている。
前作に比べ、両陣営の戦闘シーンに重きが置かれていて、「表現の自由」は守られなければならないというメッセージ性は薄くなったように思う。
また、両陣営が生死をかけて戦っているのに、一般人のリアクションも薄く、本作中で松阪桃李のセリフにもあるように、図書隊は誰のために、何のために戦っているのかを考えさせられる。
これが本作の製作意図だとすれば、成功していると思う。
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