SP 革命篇 [映画]
野望篇、革命前日と盛り上がってきた完結編だが、どうもしっくりこない。
そもそも、議員の悪事を暴くことで革命は成就するのか?
多分、現政権は総辞職するだろうし、黒幕に思えた幹事長も、経歴詐称がありそうなので失脚しそうな感じがするので、リセットはされるだろうが、革命とは言えないのじゃないかな。
尾形からみれば、革命という名を借りた個人の復讐じゃなかったのか? と思えてしまう。
さらには、本当の黒幕がいそうだが明らかにされずに終わってよいのか?
そのほか、いろんな謎が解決されないまま終わってしまったが、まあ、現実社会でもすべてが明らかにされずに幕引きされることはよくあるので、こんな終わり方もあるのかな、と思う
とは言え、それなりに面白い映画でした。
▼2019/01/08 更新
最近、観直したのですが、上記で書いた「議員の悪事を暴くことで革命は成就するのか?」という疑問については尾形の目的が「国民を覚醒させること」であり、それが「革命」につながると期待していたと考えることができたので、すっきりしました。
いろいろと謎の多い映画ですが、何回も見ることで、一つずつ謎が解けていくのは楽しいですね。
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