海賊とよばれた男 [映画]
出光興産創業者の出光佐三をモデルとした小説の映画化。
俳優陣は豪華で、主役級の堤真一や綾瀬はるかをチョイ役に毛が生えた程度で使っている。
このような使い方は、個人的には好きだな。
ただ、映画としては良くできているとは思うが、タイトルにあるような「海賊」を彷彿させるような剛腕の印象は薄い。
いろんなエピソードが詰め込まれたせいか、一つ一つのエピソードが薄く、全体として主人公の剛腕で乗り切った感がない。
みんなで頑張ったらできちゃった、的な印象が残った。
そもそも、その「頑張った」も、今の時代なら決して褒められたものではなく、時代背景ありきなので、あまり美化しないほうがよいかなと思った。
もう一つ、これを書いていて気が付いたが、主人公の岡田准一はだんだん老けたメイクになっていくが、他の出演者の変化はあまり感じなかったな。
2017-08-04 00:47
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